キャリカレの総合心理カウンセリングと上級心理メンタルカウンセラーの通信講座を受けようと考えていらっしゃる方がいましたら、ちょっと待ってください。キャリカレでカウンセラーの資格を取っても就職には役に立ちません。これはキャリカレに限らず、『心理士 カウンセラー 起業』などで出てくるスクール全般に言えます。特に在宅でカウンセラーになりたいと考えているのであれば、なおさらです。
カウンセリングの民間資格は、在宅ワークの手段としては心細いものです。古くはお寺のお坊さんや、教会の神父さん、牧師さんに相談していたのは「いっぱい勉強しているだろうし、相談すれば何か良いアドバイスが得られるかもしれない」からです。
落語で長屋の住民が、ご隠居さんに相談するのも「人生経験が豊富だろうし、相談すれば何か良いアドバイスが得られるかもしれない」からなのです。同様に私たちがカウンセリングを受けるとき、どこの誰かもわからない人に相談するものでしょうか？ 普通は相談しませんよね。
通っている病院のカウンセラーとか、信用のおける人に紹介してもらったカウンセラーの人に相談すると思います。これは「私が頼りにしている病院が雇っているカウンセラーだから信頼できる」「私が信用している人が紹介してくれたカウンセラーだから大丈夫」というわけです。逆に言えば、キャリカレをはじめとする『心理士 カウンセラー 起業』などで出てくるスクールで民間資格を取得しました！くらいの信用度しかない人に、大切なことを相談する人がどれだけいるかということを考えれば一目瞭然だと思います。
民間の心理カウンセラー資格は、少し検索するだけでも山のように出てきます。講座受講料を払って、ちょっと難しいかもしれない試験に合格すれば名乗れますが逆に言うと、その程度の価値しかないのです。通信教育の格闘技講座を真面目に受講すれば、心身の健康につながるかもしれません。しかし、それで道場を開いて弟子をとれるか、格闘技大会に出場して優勝できるかと聞かれたら大半の人が「無理」と言うでしょう。
ゲームではたまに「通信教育の格闘技講座で習った」という設定のキャラクターが登場しますがそのキャラクターの格闘能力は、往々にして格闘技の達人に比べると低いものになっているはずです。民間の心理カウンセラー資格も、それと同様です。自分が何か物事に対処する際、心理カウンセラーの講座で習ったことが役立つかもしれませんがそれを生業にしてお金を稼ごうと考えるのは、無謀としか言いようがないでしょう。
本当に在宅でカウンセラーをしたいというのであれば、就職で役に立つ資格が欲しいのであれば、大学や大学院でしっかりと学ぶ必要があります。決して、民間の心理カウンセラー資格でどうにかなるようなものではないのです。在宅ワークには、在宅ワークの手段というものがあります。事情があって在宅ワークしか出来ないというのであれば、在宅ワークで安定した収入の得られるものは他にあるのです。少なくとも、それは民間の心理カウンセラー資格で開業した在宅カウンセラーではありません。しっかりと相談して、自分が出来そうな在宅ワークを見極めてください。
キャリカレ,カウンセラー,口コミ
本サイトは、キャリカレのカウンセラー資格の口コミを募集しています。お気軽にお問い合わせください。
